Seeing For The Very First Time (Barbara Weathers)

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Sharon Bryant を書くんだったら、Atlantic Starr といえばこの人という Barbara Weathers も書かなくちゃ片手落ち。 1990 年にリリースされたご自身の名前を冠したソロ 1 作目がなにしろ有名です(Reprise から出ているしね)けれども、どういう経緯だか知らぬも日本でのみ限定販売されたという 1995 年リリースの 2nd が私は好み。 ちなみに公式サイトによると 2011 年にも CD を出しているそうですけど、全くもって詳細不明。 音楽業界はこの人にも扱いが悪いなぁ。

1 曲を除いて Jeffrey Weber のプロデュースで、話によると 2011 年の作品もそうらしいのですけれども、ジャズ風味で始まるオープニングで「お!?」となるも、基本的にこの方はメロウでアーバンな R&B テイストが持ち味なようで、その点で言えば 1st よりか随分とよくなっています。 で、除かれたその 1 曲っていうのが Maurice White のプロデュースで、なんなら 1st のプロデュースもしているわけで、なんでそこ(1st)こういうのやらねぇんだよ!って思っちゃうところではありますが、実に Barbara Weathers らしい曲で、これ聴くためだけにアルバムを買い求めてもいいかもしれません・・・けど YouTube に上がっているのでリンクしときますね。

奇しくも 1963 年生まれっていうことで還暦なバーバラさんではあります。 Atlantic Starr よりも前から音楽活動はしていたみたいで、芸歴ちょー長いようであります。 もっと評価されていてもおかしくないのになぁ・・・少なくともこの 2nd は CD 再発までとはいかずとも、ストリーミングに上げてほしいなぁ。

蛇足ですが 9 曲目は Four Tops の超有名曲のカバーなんですけれども、おかしなアレンジになっていて、聴くとついつい笑ってしまうんですよね。

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