Paradise というグループ名、Love Is The Answer というアルバムタイトル、それらがそれらで星の数ほどあって、どれなんだよ問題を抱えるところではありますが、ここでいうところのは 80 年代にイギリスで活動していた黒人グループであります。 そもそもに Ebony Records という彼らのためのレーベルから 2 枚のアルバムを出していて、本作はその 3 枚目、1983 年に Priority Records からのリリースであります。 ちなみにどれも CD 化されていますけれども、前述の事情で砂の名からナニを探すような思いに陥りますので注意が必要。
とはいえ本作の CD 化が 2008 年、前の 2 作が 2013 年の CD 化であります。 もう流通していないっぽいんですよね。 しかもストリーミングにもありませんし。 でも安心してください、YouTube で全て聴けますリンク貼っときました。 それを踏まえて申し上げますと、私としては 1st (1980 年) が一番好き。 基本的にメロウなソウルのバンドなんではありますけれども、1st では妙にジャンルがとっちらかっていて、レゲエまでやっちゃってる。 しかもそれがとてもいい。 元がゴスペルのグループだということなんですが、こうなると何がなんだかわかんなくなりますですな。 それであってもキラリと光るのが、その垢抜け方といいますか、洗練された様と申しましょうか、すっごくクールで格好いいんですよ。 いいから聴いてください、YouTube に全部ありますから!