New York Is For Lovers (Far East, The)

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ブルックリンの Channel Tubes からデビューしたのとばかり思っていた Far East は、調べてみると Tea Factory Sounds というレーベルから 2013 年にシングルを出していたのだそう。 Channel Tubes 自体が Far East の音源リリースから活動に本腰を入れた感じに受け取れたので、意外な感じもし。

アルバムとしてまとまった音源を出さないので、本作(2020 年に Names You Can Trust よりリリース)も買い時に困ってしまった私でありまして、いよいよ 3 年も持ち越してしまったわけではありましたが、2022 年に限定でボーナストラックを含めた CD が出るとのこと。 出るとのことって未来形で書いていますがそれはその当時のことでして、この記事を書いているのが 2023/10/24 なんですけど、ここにきてようやく CD を購入した次第。 ボーナストラックは CD のみ収録で、ショップをこまめにチェックするか、Bandcamp で購入するかとなります。

そんなこんなでリリースから随分と経ってから購入したわけではありますが、「ごく最近のリリース」と敢えて言いたい(言って謝るニュアンス)。 つまり、最近のラヴァーズ・ロックということであります。 しかもニューヨークですから。 ニューヨークからラヴァーズ・ロックですから。 探せばもっとあれこれとアーティストがだいるんでね゛ぇが?

そもそもは Bandcamp で通して聴いていたくらいに聴き込んでいたんですけど、クレジットまでは見ていなかったのでして、1 曲目を除いて全部オリジナル。 オリジナルのキュートなラヴァーズロックであります。 んでその 1 曲目っていうのがラヴァーズ・ロックではおなじみの、Kashif が曲を書いて Evelyn “Champagne” King が歌ってヒットした I’m In Love なんですよ。 これがとてもよくてねぇ。 CD のボートラにはヴァージョンと別テイクが収録されていまして、これも素晴らしい。

CD ジャケットの記載が日本語であるのにたいへんな違和感を感じますが、それ以外は文句のつけようがない内容であります。 必聴です。

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