Mother (Cleo Sol)

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これを書いているのは 11/6 。 2 日に発症したインフルエンザを経、職場(無理やり)復帰した月曜日であります。 こうやって書くと 2 日から 5 日まで寝込んでいたので、たかだが 4 日だろうという話なんですが、そりゃぁ長かった。 高熱はもちろんのこと、他は知りませんが私の場合、頭痛がすごかった。 何本のもレーザーが多方面から頭を貫くような、得も言われぬ激痛でもってろくすぽ寝られない始末。 そういうときはどういう音楽を聴いてもナチュラルにバッドトリップに陥るもので、休み中は音楽聴くのはやめるかなぁって思っていました。 もちろんテレビなんかは見ませんし、同様にパソコンディスプレイも仕事以外ではほぼ見なかった。

そういう苦行の中、唯一聴けて、ついぞ後半 2 日ずっと聴いていられたのが Cleo Sol の 2nd であります Mother なのでした(2021 年リリース)。 不思議なことに 1st ではだめだった。

と、まだ本調子ではない(というか仕事している場合じゃないかもしれない)状況でパソコン環境を目の前にすると、11 月に CD でリリースされるという新しい 2 つのアルバム Gold と Heaven が 9 月からダウンロード購入できるようになっていたではないですか。 娑婆に出て気付く現実。 汗かいちゃったよ、もう。

ということで新しい 2 アルバムは後で買うとして、今は Mother 。 ニッチなところで大絶賛されていたので知ったところですがいよいよ聴くまでに至らず、大変に損をしたあたしゃ。 オーガニックかどうかはわかりませんが(なんでもかんでもオーガニックって言っておけば的なアレがあるなぁ)、こういうのもネオソウルだと言われるのならば、たしかにそう。 そして何度も何度も何度も聴いているうちに、ネオソウル以外の何者でもないでしょうがっ!っていう気持ちになってくるから不思議。

同時になる音の数が少なめで、テンポはスローめで、リムショットが多めで、でもとってもソウルフル。 育った環境とかなんとかはググってもらえばさんざんにありましょうからここではさておいて、たいへんにセンスのいい楽曲と演奏(特に間を大切にした強靭なリズム)であり、ボーカル。 きっとこれらの楽曲がインストロメンタルであったら面白くもなんともないでしょうし、このボーカルがあってこその楽曲であります。

病み上がりというか病み中なのでここらで失礼いたします。

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