日本でも絶大な人気を誇るハワイ出身のCCM系フュージョン・バンド、シーウィンド。2009年に再結成アルバムをリリースし話題を呼び、7月に来日公演も盛況に、その健在ぶりを見せてくれた。そのシーウィンド関連でファンが最も再発を待望んでいる最重要作品が本作!!シーウィンド・ホーンズの要、キム・ハッチクロフトをトータル・プロデュースに迎えた本作は、総勢8名の編成で、紅一点のデビー・セイバートのポーリー・ウィルソンを彷彿とさせる透明感あるヴォイスに導かれ、一点の曇りもない疾走感溢れるタイトな演奏とミディアム&スロウのメロウな楽曲を存分に聴かせてくれる!!
Seawind きた。 Kim Hutchcroft きた。 っていうかそれ以外はよくわからないところに寄せ集め感が漂う Omega Sunrise であります。 必殺曲 Heartbreaker が収録されている 2nd (1985) がちょっと 80 年代毒に侵されすぎていて(その割に Heartbreaker は良い)アレなのに比べ、1983 年リリースということでまだその毒も回っていないっぽい雰囲気の濃厚な 1st が私としてはおすすめ。 双方にボーカルで参加している Debbie Seibert の声がちょっときゅんとしてしまうのですけれども、ここ以外に音源がないっていうのも・・・それはさておき、内容は AOR であります。 ホーン主体のタイトな AOR。 ボーカルは女性。 いかにも 80 年代でありますが、抜きん出ているんですよね。 これが Kim Hutchcroft のプロデュース力なのか。