本名を Frankislene Ribeiro Freitas という Miss Lene はブラジルではディスコクイーンと呼ばれていたのだそうな。 現在は結婚してスイス在住とのことで、ときより自分とこの箱で歌ってるとかなんとかとのことですけれども、現在のことはとりあえずさておいて。
ディスコブームに乗って 1978 年と 1980 年にアルバムを出したんですが、両方ともアルバムタイトルが Miss Lene で、ブラジル音楽あるあるであります。 ちなみにリンクしたのは Miss Lene (1980) で、最初のヒットとなった Quem É Ele は Miss Lene (1978) での収録となっております。 両方とも Epic からのリリースなので、2in1 の CD とはいかずまでもストリーミングでは 1978 も上げといて欲しいものです。
ディスコクイーンとは言われていたとのことですけれども、当時の映像なんかを見るとかなりにアイドルであり、楽曲自体は歌謡曲然たるもので少々軽薄なんですけれども、当時ブラジルでさえこういう流れがあったのかと感心してしまいます。 ここまでの流れからするとつまんない音楽かと思われてしまうかもしれませんけれども、そういうことはないです。 これはこれですごく興味深いですし、聴いてて心地いいですよ。 掛け声が多すぎるきらいはあるものの、だ。
ちなみに私は最初コンピで聴いたんですが、一十三十一かと思ったんですよね。 随分古臭く軽い音楽に乗せて流暢に歌ってるな一十三十一!って思ったものじゃよ。