The Orlons を知らないまま Rosetta Hightower を聴いたので、取って返して Orlons を聴いてみたんですけれども、どうしても聴かなくてはならないものでもないよなぁって思ってしまったのはなぜならば、私自身がまだこっち系の音楽に馴染んでいないからに他ならないのでして。
Rosetta Hightower のオリジナルアルバムというのは 2 枚しかリリースされていないらしく(1970 年と 1971 年)、そんなに少なかったかなぁって思ってしまいます。 もっと出しているんじゃないかって勘ぐったのは、CD 化された際にこれでもかってボーナストラックを収録してくれたおかげでありまして、変な話ですけど「タマがそろった」ような感覚になっていたんですよね。 しかもこれがもういい感じのカバー曲の選択でして、バックコーラスの常連として留まらない好例となっています。 これは彼女自身のアルバムを出さなくちゃだわ!っていう話ですよこれ。
それぞれのレコード会社が違うので 2in1 というわけにもいかなかったでしょうし、そういうことで CD 化に際しても 2nd のほうが早かったのも変な話ではないのですけれども、正直どっちもたいへんよろしい。 ストリーミングにも 1st が上がっていないのはなんでなんだろうと疑問に持つところではありますが。