1977 年のアルバム。 同年に Syreeta はアルバム One To One をリリースしており、やたらに忙しかったのではなろうか。 前日投稿した Syreeta の 1st よりも前にこのデュエットアルバムを聴いたのですが、それというのも相方があの G.C. Cameron だから。 つまり Syreeta を知ったのも G.C. Cameron 経由なのだという、ちょっと面倒な私でごめんなさい。
G.C. Cameron が Spinners のレーベル移籍についていかずに Motown に残留したのは別の理由があるからだったそうですけれども、そもそも Stevie Wonder や Syreeta とはレーベルメイトっていうのを超えた絆みたいなものがあったようですねぇ。 Spinners の最初のヒット It’s A Shame にしても、プロデュースが Stevie っていうのはもとより、Lee Garrett / Stevie Wonder / Syreeta Wright というすごすぎる布陣の作曲だったんですね(今知りました)。 ですもんでなんならデュエットアルバム出しちゃう?っていう話の流れになっても決して不思議な話ではありませんし、とにもかくにもこのアルバム、すごく内容がいいんです。 ソウルからディスコまで、洗練されたサウンドでもってゴキゲンな 1 枚であります。 ちょっとむりやり「ゴキゲン」ってフレーズを使っちゃったかもしれませんごめんください。
ちなみに Syreeta さん、この後 Billy Preston とのタッグでマット界を震撼する(マット界ではないけど)そうで、そのうち聴くんじゃないかとは思いますけれども、そもそもこの G.C. Cameron とのデュオっていうところが私には大きいのでありまして、それを考えると二の足を踏むところなのではありました。
追記:Thank God It’s Friday に Let’s Make A Deal が使われているみたい(エンドロールで確認)。 ますますいいぞ!