Agony And Extasy (The Diddys Featuring Paige Douglas)

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オリジナル盤は 1977 年のリリースで、一度これのウルトラプレミアを見たことがあります。 実際に聴くまではアルバムジャケットの女性が Paige Douglas なんだと思いましたが、歌ってるのはファルセットのおじさんだったという。 ちなみにジャケ女性は Ruth Baronda という方なのだそうな。

それにしてもこの Charles Earland がプロデュースした 1 枚こそ「レアグルーブ」の名にふさわしい。 曲名にいちいち「Love」を入れ、Love もそうだし Agony も Extasy も尊い。 如何わしさ抜群のソウル〜ジャズ・ファンク〜ディスコ・ブギーが満載なんではありますが、あっという間に聴き終えちゃうので計算してみたらオリジナルは 30 分程度しかないっていう。 それなのにこれだけコズミックでスペースな乱痴気騒ぎを展開できるんだから、もう一度いいますけどこれこそレアグルーブの名にふさわしいです。 ベースがいいんだよなぁ。

フィラデルフィアの小レーベルBam-Booに残されたレア・アルバムにして蠱惑的な求心力をもったソウル・アルバム。ジャズ・オルガン奏者チャールズ・アーランドがMercuryにコズミック・フュージョン・アルバムを吹込んでいた70年代後半にプロデュースした作品で、専属契約の関係上ディディーズというグループ名義にしたものと思われます。ページ・ダグラスなる男性ヴォーカリストをフィーチャーし、全編でLOVEをテーマにしたオリジナル曲を披露。クロスオーヴァー、ディスコ、ブギーなフィーリングとスペーシーなエフェクトがレア・グルーヴ感たっぷりです。

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