1964 年にデトロイトで結成されたという Dramatics にしても、やっぱりというかなんというかレコードデビューして程なくしてグループ内で揉めるのでありまして、Dramatics がいくつもできちゃうっていう、もうなんともいえないトラブルを抱えるのでして、時として Ron Banks And The Dramatics が本流だったり Dramatics に戻ったり、ライブラリで仕分けするときどうしたらいいんだろうって悩むことがままあるのですが、これまでずっと 1st (1971) を聴いていたにも関わらずにここ数日は本作ばっかりリピートして聴いているのであります。
Shake It Well は Dramatics の 7 枚目(くらいの)アルバムで、グループのトラブルの具合がどのくらいだかはわかりかねますが 1977 年のリリースっていうことでサウンドが随分とモダンになっています。 1 曲目でいきなり意表を突くずぶずぶファンクなのに戸惑いを隠せないものの、後はもうなんというか「モダン」の一言に尽きるんですよね。 モダンなソウルなの。 んでもって多幸感というか高揚する感じがとてもいい。 You Make The Music とか Music Is Forever とか、どいだけ Music ラブなんだよって、思わず笑ってしまうほど。
それにしてもこのアルバムだけはアルバムとしてストリーミングには上がっていないんだよねぇ。