ともに Temptations に在籍していた David Ruffin と Eddie Kendricks のデュオアルバム。 ライブエイドに出演した 2 年後にあたる 1987 年のリリースなので、サウンドはモロにその時代のもの。 特にドラムの音が時代を感じさせ、その分で言えば興が冷めるといえるものの、この人たちが歌ってるんだから許せるようなそれでもやっぱり許されないような。
ちなみに前にも書きましたが David Ruffin は 1991 年にオーバードーズで、Eddie Kendricks は 1992 年に癌でこの世を去り、共に最後のリリースとなりました。 最後がこれで、かえって良かったのかもしれません。 時代が時代だけにレゲエがあったり、ともすれば Family Affair の濃ゆいカバーがあったり(もともと濃ゆいのに)、興味深いアルバムではありますけれども、マストではありません。