イギリスの暗黒フォーク Shide & Acorn のメンバーのうち 3 人が、後に映画監督になる Anthony Minghella を加えて(しかもメロトロン担当!)結成されたのが Dancer。 1972 年に録音されるも発表されることなく 2000 年代になって突如として CD リリースされた(おそらく)唯一作。
しっかりと Shide & Acorn の風味も残っているフォーク・ロックなのではありますけれど、なにせキーボードの、っていうかメロトロンの主張が激しすぎる。 そのためにどことなくプレグレっぽさも加味されてしまいました。 Anthony Minghella してやったり、といったところでしょうか。
この発掘作業は成功したと言えましょう。