未 CD 化。 きっとこの後も CD になることはないでしょうし、今現在配信されていないならばこの先もないだろう 1980 年リリースの Norman Harris のソロ作としては唯一作。
Norman Harris と言われてピンとくる人はフィリーどいだけ好きなんだよっていう話で、ここいらのソウル・・・甘茶も含めて・・・でだいたいクレジットされているくらいの人で、もともとは MFSB のメンバーだったそう。 その流れもあって本作は PIR からのリリースとなったようですが、このまま Salsoul Orchestra にも在籍していたそうで、ここがすごいところだと私は思うんですよね。 本作でサルソウルっぽいサウンドが聴けるのも、こういった経歴ならではなのかなっていうところ。
本作は Norman Harris が作曲に携わっている曲もありますけど、基本は Norman Harris が中心となって仲間と一緒に好きな曲を集めたアルバムを作りました、その場合のクレジットはやっぱり Norman Harris になるよね、という感じだったのではなかろうか。 このアルバムをして Norman Harris 自身を感じ取ることは難しいです。 けれどもここには 70 年代末までのフィラデルフィア〜ニューヨークのサウンドが体現されております。