Take It Out On Me (Peter Ivers)

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Yolande Bavan を迎えて録音された Knight Of The Blue Communion が 1969 年のリリース。 そして翌年の 1970 年に録音されたのが本作。 故に内容に通じるところは多いのですけれども、なにしろ驚いたのが、本作にお迎えしたボーカリストがあの Asha Puthli だということなんです。 The Devil Is Loose の Asha Puthli ですよ。 CBS 繋がりっていうことでお迎えしやすかったのかもしれませんけれど、デビュー前の Asha Puthli に変態ブルースを歌わせるんですもん、Peter Ivers はどうかしているぞ。 Asha Puthli も Asha Puthli だ。 ソウルっぷりを大爆発させちゃってるじゃないかー。

もう全編聴きどころだとは思うのですが、白眉なのが M8 の Our Day Will Come のカバー。 暗黒モードにいじりすぎて Our Day Will Never Come ってなっています。 いやぁよくぞ発掘してくれたっていう話だわ。

PETER IVERS、まさかまさかの幻の発掘盤がリリース!!
近年の再評価と共にカルトSSWとしての地位がどこまでも上がっていくPETER IVERS。
1972~82年に録音した未発表音源集『UNTOLD STORIES』の発売も大きな話題をさらいましたが、なんとなんと極々一部で存在だけが知られていた1970年の激激レア未発表アルバム『TAKE IT OUT ON ME』が丸ごと再発です!!!
以前にファーストのボーナストラックとして日の目を見たことのある71年発表のレア・シングル曲 「CLARENCE O’DAY」以外は、ブートとしてすら出回ることなく完全に初出となる全9曲。
『俺にぶちまけろ』とのタイトルにも関わらず39年もの間ひっそりとCBSの不穏な地下室(想像です)で文字通りお蔵入りになっていた音源が遂に遂にリリース!
ジャケットも保存されていたアセテート盤かなにかをそのままあしらったなんともな発掘感が潔く、しかも内容はOrnette Coleman作品等の参加でも知られるインド出身のエキセントリックなレアグル・フリーソウル歌姫、Asha Puthliをヴォーカルに迎え製作された逸品!!

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