ハワード大学で教鞭をとっていた Donald Byrd がそこの学生をオルグして結成されたという Blackbirds のアルバムにハズレはない。 1974 年リリースのデビューアルバムから Donald Byrd がプロデュースから外れた 1980 年リリースの最終作まで全ていいアルバムですし、それどころか再結成され 2012 年にリリースされた復活作すらすばらしいファンクアルバムであり、その実これが一番の傑作なんじゃないかっていう噂もあったりなかったり。
お師匠さんが Donald Byrd なんでジャズ風味が散りばめられているのは当然としても、基本路線がファンクなんで、すわジャズ・ファンクか!って早合点しそうですが、恐ろしく洗練されたファンクなんですよね。 楽器の演奏も文句なくグルーヴィーだし、やーどれか 1 枚選ぶとなると困っちゃうんですが、ここは Barney Perry が在籍していた最後のアルバム・・・つっても 2nd の本作かな(1974 年リリース)。 アマゾンでは 1st と 2nd の 2in1 があるそうなので、本日のセレクトでいくとまさにピッタリの 1 枚となります。
2nd はアルバムジャケットもいいんですよね。 ヤングだよねー。