Annette & Paul Bley の Dual Unity と対を成す作品といえよう・・・っていうか先にそっちを聴いていたので、同じくらいの阿鼻叫喚なのかなぁと恐る恐る聴いたのは事実。 Dual Unity が 1971 年のライブ録音であるの対し、本作は 1969 年のもよう。 本作でも演奏されている Annette Peacock の 1st でありタイトルトラックでもある I’m The One が 1972 年ですけど、そっちの録音メンバーがこっちの Bley-Peacock Synthesizer Show にも被っていているからなのか、阿鼻叫喚度は随分に少なめ。 というか普通に聴ける作品であるとも言えます。
ちなみに 2014 年に Annette Peacock 名義で I Belong To A World That’s Destroying Itself. (Aka Revenge) としてボーナストラックを追加したうえで CD 化されていたらしいですけど、見たこともないっていうね。