What Color Is Love (Dee Dee Sharp Gamble)

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Dee Dee Sharp が Gamble & Huff の Kenneth Gamble の奥さんであると最近知り、Dee Dee Sharp Gamble って Dee Dee Sharp のことなのか別人じゃないのかって笑うに笑えないような話になるのは、配信系の検索で問題が起こるからなんですよね。 Dee Dee Sharp が Dee Dee Sharp Gamble になって 2 枚のアルバムを出して引退状態になったから、Dee Dee Sharp Gamble は Dee Dee Sharp のエイリアスだってするのが正しいのか逆が正解なのか、もうわけがわからなくなるですよ。

改名前の 1975 年に TSOP からリリースした Happy ‘Bout The Whole Thing は、もちろん Gamble & Huff のプロデュースで Barbara Ingram がバックコーラスをつとめていることで私としては最高に好きなアルバムですし、このアルバムから改名しておくべきだったんじゃないか?って思うくらいに飛躍を遂げており、それ以前の彼女にあまり興味が持てない私としては、この後が大事になるわけです。

改名してからは当然のように PIR からアルバムを出すのですが、残念なことに 2 枚しかリリースがないかわりにどちらもいい。 だから Happy ‘Bout The Whole Thing、本作である What Colo Is Love (1977) そして最終作となる Dee Dee (1980) はマストであると言えますし、PIR はえらいですよね、これら 3 枚のアルバムを 3on2 にして 2010 年にリリースしているんですよ。

そもそももともとのキャリアもありますし、フィラデルフィアの歌姫であり Kenneth Gamble の奥さんということで、ディスコ風味はあるものの全体的にはメロウなソウルであり、もう大御所状態なので聴いててたいへんにリラックスできるんですよね。 派手すぎず、まったくオトナのソウル。

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