The Jones Girls (Jones Girls, The)

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なんか私は、アメリカのどっか、っていうかフィラデルフィアになんちゃらジョーン(ズはない)っていう辣腕プロデューサーがおって、その取り巻きといいますかお抱えの女性コーラス隊のことを指しているのだとある時期まで思っていたんですよね。 Sweethearts of Sigma みたいなね、それぞれのお名前はあるんだども、3 人揃って The Jone’s Girls でっす♪ みたいなさ。 パフュームでっす♪ みたいなさ(名前だけでも覚えていってくださいみたいなさ)。

全然違うんですよね。 デトロイト出身の Brenda Jones、Shirley Jones そして Valorie Jones の三姉妹なんですね。 だから(アルバム出すときの後付けなんでしょうけれども)The Jones Girls っていうことなんですね。 それにしても前述の私の勘違いはどうだろう。

Jones Girls は自身のアルバムを 1979 年にはじめてリリースし(追記:バックコーラスで参加した Norman Connors の Invitation がこの年だ)、それからだいたい毎年アルバムを出し、1984 年の Keep It Comin’ のあとはちょっと間が空いて、1992 年にいかにもなタイトルである Coming Back をリリースするんですよね。 この Coming Back が意外にもいいアルバムだと言ってしまうのは、80 年代のリリースの最後の 2 枚がいかにも 80 年代サウンドで、食傷気味の私には受け付けられづらいところがあったんです。 決して駄作ではありませんけれども、なんか味が薄まった感じがしてねぇ。

そういう面から書き出したにせよ、1979 年リリースのセルフタイトルである 1st がいい。 ついでにいうと翌年リリースの 2nd もいい。 2in1 ないのかと調べたらアマゾンで売ってるのね。 これがいいんじゃない?なんて押し付けちゃってるけどごめんなさい。

ディスコの季節なんでそういう曲もありますけれども、バックコーラスでならしてきた彼女たちであります。 ソウル界隈のいろんなタイプの曲をいい感じで歌うんですよね。 あたりまえだけどコーラスもいいんですよ。 ソウルってコーラスありき、女性コーラスありきだと信じて疑わない私としては、もう感涙失禁ものなんですよね。

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