デイヴ・パーマー(のちのスティーリー・ダン)、ジェリー・バーナム(元フィフス・アヴェニュー・バンド)他からなる5人組、クイネイムス・バンド唯一のアルバムが世界初CD化! フィフス・アヴェニュー・バンド譲りの洗練された感覚で多彩な音楽的要素がクロスオーヴァーする知られざるプレAOR的逸品。
カントリー音楽がロック成分を濃くしていくと Quinaimes Band になるんだと私は思うし、これがプレ AOR 的なのかどうかと言われれば答えに窮してしまう。 Fifth Avenue Band は頻繁にプレイリストにのるところではありますけど、ついぞブログで書く気にはなれなかったし、どういう経緯で日本で評価されているのかもよくわかっていません。 でもスワンプであったり Quinaimes Band みたいな音楽は最近では好きであります。 どこに差があるのだろうといつも思いつつもそのまま放置の刑。
こういういかにもアメリカの音楽!というのものが、これは前にも散々書いてきたことですけど、殊更嫌いだった。 好きになってきた今では嫌った理由すら思い出せないところですけど、こう・・・カウボーイハットとごてごてしたブーツを履いて砂埃のすごいところに立ってる・・・みたいな様がコメディみたいに感じたものでした。 今でさえそれは好きじゃないけど、こういうカントリーっぽいロックは嫌いじゃない。 リピートして聴いてても差し障りないくらいに嫌いじゃない。 つまり、好きだ。