2020年最大のディスコ復刻決定盤の話題作が遂に世界初CD化!
現在世界的にオリジナル盤が最も高騰している($1500前後)1979年にインディー・レーベルJAM SESSIONSからリリースされたディスコ・ブギーの傑作、スパークル唯一のアルバム作品。ウッド、ブラス&スティールのドラマー、ハロルド・サージェントが3人の女性ヴォーカルと織り成す全曲最高な文句無しのディスコ・ブギー傑作。ジョイ・ネグロやコン&アミール選曲のコンピレーションにも 取り上げられた「Let Yourself Go」やラーニ・ハリス作の「Six Million Steps」などレア・グルーヴ好きも要チェック。
日本語解説にはハロルド・サージェントへのインタビューを敢行! これぞディスコ・ブギー永遠の名作!
Wood, Brass & Steel のドラマーだった Harold Sargent が(ドラムも叩くし)プロデュースをした企画色の強い唯一作。 1979 年リリースでオリジナルはウルトラレアだったそうですけれども、このリリース元の Jam Sessions という人を食ったような名前のレーベルは同じく Harold Sargent が関係している Chain Reaction の最初のシングルをリリースした(それ以外のリリース情報は不明)だったことからも、氏のプライベートレーベル・・・プライベートレーベルっていうアパレルメーカー(だったかブランド)がありましたよねっていうのはさておいて・・・からのリリースだっていうのもレア度を高めていたのかもしれません。
先に企画色が高い 1 枚だとは申しましたが、Sparkle という女性 3 人によるボーカルグループというものは存在しているのでありまして、そのコネチカット出身の Sparkle のその後がまったく不明なことからも謎は深まるばかりですけれども、これまた演奏がいいんですよね。 話によると Sturken & Rogers 周辺の演奏だそうで、その割には Harold Sargent も歌うし(Dabooza)、先の Chain Reaction に在籍していたという Silver Sargent も歌うのであり(Down The Way)、もしかしたらコネチカット州の女性 3 人= Sparkle というわけではないのかもしれないですね。 彼女らをメインに据えてディスコアルバムを作ってみているけど、プロデューサー権限でちょっと自分の庭も耕しておこうかな的な画策があったのかもしれないです。
それにしてもこのファンク色のたいへんに強いディスコは、そりゃウルトラレアになるわけだ、というなかなかの内容であります。