誰々がセレクトしたとか誰々がサンプリングしたとか、あんまりどうでもいいような気もする情報ばかりで肝心のバンドの情報が少なすぎるオハイオ産のファンクバンド Winners の唯一作は 1978 年のリリース。 そいえば「この曲をサンプリングしたのはこの人とこの人と・・・」みたいなデータベースサイトがあるんですよね。 まっっっったく私は興味がないのでアレですけど、あるらしい。
大所帯のファンクバンドなので、いろいろがごっちゃりしててそういうぶりっぶりのファンクが好きな人にはたまらないものがあるかとは思いますが、その実音数が少なめのスローな M2 – Love Is Free が白眉の出来栄え。 甘茶とかメロウとか、そういうのはソウルの話であって、ファンクをじっとり演奏するとこういうエロすぎる曲になるんだよっていう教科書的なチューン。 他にもファンキーな曲が多く、捨て曲がないのでファンク好きな変態さんには特におすすめであります。