Strawberry Letter 23 Live (Brothers Johnson, The)

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2003 年にカルフォルニアはオークランドでラジオ局 KBLX の主催で行われたフェスのライブ録音盤。 DVD もボーナスでついている盤もありますけど、触れないでおきます。 っていうか何曲かは YouTube に上がってますので、無理してまで見ることは後述の件を除いてありません。

George Johnson (Gt) と Louis Johnson (Ba) の兄弟からなるユニットが Brothers Johnson で、まぁそのまんまなわけですが、Louis さんは 2015 年に亡くなってますのでこのユニットの再々結成は果たされないわけであります。 また、Louis さんは MJ の Off The Wall に全面参加という、Quincy Jones との繋がりならではなことではありますけれども、なんかもうこう、全面的に信頼できそうな雰囲気のベーシストさんなんです。

調べてみたら 1972 年リリースの Billy Preston のアルバムに参加しているくらいなので相当なキャリアなんではありまして、兄弟ユニットとしてのデビューは 1976 年ですから、その実力の程がわかるというものですし、しょっぱなでいきなりの I’ll Be Good To You のヒットですから、調子づいちゃうわけですよね。

Brothers Johnson は基本的に演奏集団なので、アルバムがどれもなかなかの水準であることはいうまでもないことながらも 80 年代に入ってからもテンションがさほど落ちないのがすごいんですよね。 それでも 1988 年に最後のアルバムをリリースして、後はそれぞれのプロジェクトを推し進めるようになったわけですが、こういう人たちってベテランになればなるほどに味わい深くなるんもんだ。

ということで 2003 年のライブ。 もう二昔前のことになるのが驚きでもありますけれども、それでもオリジナルのスタジオアルバムに引けを取らない演奏内容なのがすごい。 ボーカルも枯れちゃってますます渋くていいですし。 で、ボーカルついでにコーラスもなかなかに気になるので調べてみたら(DVD だと見切れちゃうんですよね)、宮本典子と Val Young なんですよね。 宮本典子ですよ! スリー・チアーズの宮本典子ですよ!(そうじゃないだろ) きっと George Johnson 繋がりだとは思うんですが、わー!って飛びあがっちゃいましたよあたしゃ。

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