2018 年の邂逅。 作曲家であり歌い手さんである 3 人が自分以外の相手の曲を歌うという、ある種すごいアルバム。 ですからクレジット的には名前が出ているのは歌ってる人のことで、作曲者とは違うという。 それにしても 3 人とも素晴らしい作曲家で味わい深い歌い手でもあるので、互いの曲を歌ってもなんの違和感もないのですけれども、Dori Caymmi だけは誰のどんな曲を歌ったにせよ Dori Caymmi になってしまうという不思議な感覚がここでは味わえます。 なにしろアルバムジャケットを見てみても笑わない。 この人だけ笑わない。 この人か逸ノ城くらいなもんでしょう。
どれもよくてついつい流しっぱなしにしてしまうんですが、個人的には Macros Valle が歌う Canto Triste (Edu Lobo) と Edu Lobo が歌う Viola Enluarada (Marcos Valle)、そして笑わない Dori Caymmi が歌う Bloco Do Eu Sozinho (Marcos Valle) が好き。 っていうかどれも好き。 結局そうなっちゃう。