1979 年リリースの Angela Bofill の 2 枚目のアルバム。 Angela Bofill なのでもちろん CD 化されているのですけれども、盤を探してもなかなかない。 じゃぁ配信だっていうんで検索してみても、Angela Bofill のこのアルバムだけはないという、いったいどうなっているんだい？っていう話です。 Angela Bofill は 1st と 2nd が断然よい内容なので、是非とも聴いてほしいんですけれども、しかたなく 1 枚目だけ聴く・・・というのはたいへんに勿体無い。 YouTube にリストアップされていますので、とにかく聴いてね。
キューバ系プエルトリコ人の Angela Bofill は、なんとマンハッタン音楽学校（MSM）で音楽学士号を取得しているということで、もうそのころから音楽活動はしていたそうなんですけど、アルバムデビューは 1978 年と、25 歳の時のこと。 アルバムジャケットみてこれが 25 歳なのか・・・という印象を受けたものですが、本作のアルバムジャケットは年相応といったところで、いやそういうことで判断しちゃだめだろう俺。
なにしろ学のある人なので、曲も作る。 全体の比率を調べるのは野暮だとしても、デビューアルバムからして半分の楽曲を作っているくらいなので見た目以上に才女。 それとカバーもいい感じのところを絶妙なアレンジで録音しているので、こうアルバムをとおして聴いてみると想像以上にジャンルが奥深いんですよね。 今でならば普通のことなれど、当時としては早すぎたのかもしれないですね。