Bobby Womack という人は私には印象が薄い。 出発点が Womack Brothers だというのも後から知ったくらいで、なににつけギターを抱えた写真ばかり目にするので歌もちょっとは歌うギタリストなのかと思ったくらいに。
The Poet は 1981 年のリリース。 続いて The Poet II (1984) そしてその次の Someday We'll All Be Free (1985) は CD 化される際に The Poet III を銘打たれ、なんと三部作か!っていう驚きがあるのですけれど、なにに違いがあるでもないように見えるし、強いて言えばどれも Waters がバックコーラスで参加しているっていうのが共通点か(もちろんブラザースの頃の兄弟さんも担っています)。 まぁとりあえず三部作だとして、いちばん内容がいいのが 1 作めである本作。 他の作品より断然にキャッチーだし、バリバリのソウルフルなボーカルではあるんですけど愛のこもった幸せソウルであります。