古くは Chess で作曲活動をしてきた Leonard Caston が Motown に移り、妻で歌手である Carolyn Majors と共に制作した唯一作。 1974 年のリリース。 CD 化に際してこれでもか!っていうくらいに未発表曲(お蔵入りした 2 枚目のアルバムそのものだそう)を追加していますけれども、配信には上がっていないので聴くのは難しいかと思います。
一部で際物扱いをされているのが不思議なくらい、聴けば聴くほどに Motown らしさが滲み出してくる作品なのは、参加している演奏者がモロにその筋の人たちだからなのかも。 言われるほどサイケ色はなく(サイケの季節を経ているから当然のようにこの様式を踏まえている、という解釈が正しいような)、かなり直球なソウル/R&B というところ。
ジャケットもいいですよね。 天使と鳩ですかこれ。