Edu (Edu Lobo)

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1967 年、Philips からのリリース。 Philips からは 1965 年にオレンジのアルバムジャケットの 5 Na Bossa (Nara Leão - Edu Lobo - Tamba Trio) がリリースされていますけど、これも貴重な音源なんですけどそれはさておき Edu Lobo 単独のリリースとしては初なのかもしれません。 とはいえ既に Elenco から何枚かアルバムを出していて、1964 年の Tamba Trio との共同名義出会ったり、1966 年の Maria Bethânia との共同名義があり、どちらもマスト、っていうか Tamba Trio とのはデビューアルバムにしてベスト盤的な楽曲構成になっており、その才能っぷりが発揮されています。 また、ポピュラーさでいえば文句なしに 1970 年に A&M からリリースされた Sergio Mendes Presents Lobo に軍配が上がるんですけれども、ここで私が推したいのは前述の 1967 年リリースの本作であります。

よく Elis Regina が採り上げた曲うんぬんで語られることの多い Edu Lobo のアルバムではありますし、本作にもそれらが含まれておりますけれども、私にとってのベストは Canto Triste であります。 英語詞で Brasil '66 がカバーしていまして、そちらもいいしこっちもいい。 これ 1 曲を聴くためにアルバムを手にしてもいいんじゃないかって思うくらいに本人の歌う Canto Triste は味わい深いんですよね。

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