Taking Off (Keane Brothers)

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プロデューサーにラモン・ドジャーを迎え、キング・ハーヴェストの名曲を最高にハッピーなディスコ・アレンジでカヴァーした「DANCIN' IN THE MOONLIGHT」や数々のミックステープを賑わせた大人気込み上げ系グッド・ダンサーのクラブ・クラシック「CANDY」、レオン・ウェア作ジャクソン5やメリサ・マンチェスター等でお馴染み「I WANNA BE WHERE YOU ARE」他、とんでもなくゴキゲンなナンバーを詰め込んだ最高傑作。

1979 年リリースの 2 枚目のアルバムである本作を Keane Brothers の最高傑作と呼ぶのに異論はない。 逆に言えばこの後すっごく日和った音楽になってしまい、かえって 1st のあどけないジャケットから聴けるポップな楽曲のほうが全然いいんじゃないかって思うくらい。

とはいえ 3 枚目や 4 枚目がなんの価値もないのかといえばそんなこともなく、お兄さんである Tom Keane がその後に作曲した Will You Still Love Me?(David Foster と Richard Baskin との共作)は、バンドメンバーだった Jason Scheff が Chicago に加入したときに提供したものでご存知のとおりヒットしまくって Peter Cetera なき後のバンドを支えたことでも有名ですし、本ブログ的には Chaka Khan の Through The Fire の作曲・・・これも David Foster と Cynthia Weil との共作ではありますが・・・も手がけているところで、それもこれも Keane Brothers で David Foster と関わりを持ったからなんでしょうなぁ、と遠い目。

Boffalongo というか King Harverst の Sherman Kelly が作曲した Dancin' In The Moonlight も良くて、いい感じにディスコに寄った本作は最高傑作だけに聴き所が多いのですけれども、私としてはどうしても最後を飾る Candy を採り上げないわけには行きません。 First Class も同年(1979 年に)カバーしたこの Fred Rain の曲は、誰がオリジナルなのだろう・・・という疑問もあるのですが、なにしろいいんですよこの曲。 いやぁ青春だよなぁ。

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