マーヴィン・ゲイ“I Want You"などの作者としても知られる「メロウ大王」リオンが、モータウンを離れてTK傘下のFabulousからリリースした、自身3作目となる人気作。なんと言っても、ミニー・リパートンに提供したタイトル曲の、ジーン・ペイジ指揮による華麗なビート感が光るセルフ・カヴァーなど、デイヴィッド・T・ウォーカーをはじめ旧知の鉄壁バッキングにも支えられて展開する独特の煌めきは、リオンならではの歌世界だ。
メロウなソウルをやらせたら右に出るものはいないというくらいの Leon Ware の 3 枚目のアルバムは 1979 年のリリース。 時代もあってメロウでロマンティックでありダンサブルという、こっちの気を惹いて止まない大傑作だとは思うのですが、なんつったってこの人は最初のアルバムから Elektra 時代最後のアルバムであり 5 枚目のセルフタイトル Leon Ware (1982) まではどれもいいっていうんだからおそろしい。 有名どころから引く手数多だったのもうなづけるというもの。
この人がすごいのは、メロウでロマンティックではあるんですけど、決してエロくないんですよね(強いて言えば 2nd のアルバムジャケットはちょっとそうかもしれないけど、アートだからこれ!)。 だもんでお子様にも安心してお与えいただいて結構かと思われます。