Pandoras という名前のバンドは星の数ほどいるのかと思っていたけどそんなでもなかった。 よって Pandoras といえばこれ、っていうことでいいのかしらん。 1984 年リリースのデビューアルバム。 結成が 1982 年のロスだというから、Bangles と同じくらいなんですね。 折しもガレージ・リバイバル。 Pandoras はこのあとだんだんにガレージ色が薄れていくんですが、当然といえば当然で首謀者の Paula Pierce のバンドであって Paula Pierce がいれば Pandoras なんですから(よってその早逝とともにいったん消え失せる)、個が強すぎるためか彼女以外のメンバーが激しく、激しすぎるほどに入れ替わり、次の 2nd では Paula Pierce 以外は全然別のメンバーになっているくらい。 だんだんハードロックに寄っていくんですが、ビジュアルを見ない限りはなかなかいい。 っていうかビジュアルを見ちゃうと・・・メンバーがなんか違うっぽい?っていうところばっかり気になっちゃって・・・。
リバイバルとしてのガレージ・パンクのセオリーよろしく 12 曲入で 30 分ちょっとのアルバム。 演奏がヨレちゃういところもあるんですが、勢いっていうことで許容範囲。 できるだけ昨今のリマスター盤を聴きたいところ(配信あります)です。 ちなみにこのアルバムのリリースの前後のテレビ出演があるんですが、これまたメンバーがちょっと変わっているっぽくドラムが男性だったりするんですけど、ガレージ期の Pandoras のよい映像であります。 必見・・・と言ってしまおうか。